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おたまじゃくしは蛙の子

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あいにくの雨天ですが、生き物たちにとっては命の糧、一滴でも多くビオトープに貯まって欲しいものです。
去年の渇水で全滅してしまったコイとブラックバスには気の毒ですが、今年は天敵がいないため、今まで隅の方で細々と生育していたアズマヒキガエルとニホンアカガエルの幼生が池全体をのびのびと泳ぎまわっています。
見慣れぬ光景に公園を訪れる人々は異口同音に「キモイ」を連発しています。
# by T-admiral | 2008-04-13 10:25 | 両生 爬虫 魚類

ツマキチョウ

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今年もツマキチョウが飛ぶ季節がやってきました。
一年に一度、春しか見る事の出来ない蝶です。
モンシロチョウより少し小さく、翅の先端に黄色い模様が鮮やかなこの蝶は、せわしなく飛んでなかなか花に止まってくれず、止まってもすぐに飛び立ってしまいカメラに収めるのは至難の事です。
追いかけているうちに憎らしくなって殺虫剤を吹きつけてやりたくなりますが、もちろんそんな事はしません。
穏やかな春の一日を蝶々を追いかけて過ごすのも、良いものです。
# by T-admiral | 2008-04-06 14:35 |

千川上水のスズランスイセン

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かつて千川上水には春になるとスズランスイセン(スノーフレークという名でも園芸店で売られています)が咲き誇る土手がありました。
ところが護岸工事のため石垣が組まれることになり、土木業者たちはスズランスイセンの事を知らなかったのでスズランスイセンは石垣の下敷きになってしまいました。
あれから何年経ったのでしょうか。
今年の春、重い堅い石を突き破って、スズランスイセンが再び花を咲かせました。
スズランスイセンは死んではいなかったのです。
暗く冷たい土の中で何年もの間、懸命に芽を伸ばし根を伸ばし、再び太陽の光を浴びる日を信じて生きていたのです。
自然の回復力の強さには、今更ながら感心させられてしまいます。
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# by T-admiral | 2008-03-29 08:35 | 雑草

アメリカザリガニ

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水の中にも春は訪れたようで、アメリカザリガニが冬眠から目覚めました。
去年、完全に水が枯れ、何ヶ月も乾いた状態がつついたこのビオトープで、どうやって生き延びたのか、その生命力の強さには感心してしまいます。
ザリガニが外来生物だと、嫌う人も多いようですが、鳥たちの貴重なタンパク源でもありますし、何より子ども達の人気者です。
ザリガニにしてみれば、捕まえられていたずらされるだけなので、人気者になってもありがたくないかも知れませんが。
ともあれ、生き残ってくれてありがとう!
# by T-admiral | 2008-03-26 05:55 | 両生 爬虫 魚類

ルリタテハ

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暖かい日が続き、本格的な春の到来を感じさせますが、まだ羽化して飛び立つ蝶はモンシロチョウとスジグロシロチョウぐらいで、目に付くのは成虫で越冬した蝶たちです。
ルリタテハは、本格的な寒さが訪れる前の12月頃羽化し、そのまま成虫で越冬する蝶。
どうして春まで蛹で過ごさないのか、不思議です。
# by T-admiral | 2008-03-23 15:12 |