もう幾つ寝ると・・・

a0049414_1817116.jpg公園近くのキャベツ畑の杭で、モンシロチョウが蛹になりました。(白丸の中、左上と右下の2つ)見事な擬態で、これなら誰にも気付かれることなく春を迎えられそうです。
どうか、 無事に羽化出来ますように。
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# by T-admiral | 2005-12-25 21:03 | 幼虫、蛹

北からの来訪者

a0049414_148283.jpg冬になると遥か北方から写真のジョウビタキをはじめ、沢山の渡り鳥がやってきます。
蝶の蛹や幼虫は彼らの大好物で、豊富なご馳走を目当てに蝶の里では多くの渡り鳥が見られます。
個人的には面白くない話ですが、自然の摂理なので仕方ありません。
オレンジ色の羽としっぽを上下に振るしぐさがかわいいので許しましょう。
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# by T-admiral | 2005-12-23 14:21 |

蝶の代わりに

a0049414_2123186.jpgツバキなど、冬の昆虫がほとんどいない時期に花を咲かせる樹が実を結ぶことが出来るのは、蝶の代わりにメジロやヒヨドリが蜜を目当てに花を訪れ、花粉を運んでくれるからです。
鳥が花粉を媒介する花を鳥媒花といいます。
a0049414_621339.jpgメジロは、冬になると見かける鳥ですが、渡り鳥ではなく、ひょう鳥といって、日本の中で住処を変える鳥で、夏の間に山の林で雛を育て、秋には低地に降りて集団で暮らします。
大勢の人が押し合って並ぶことを目白押しというのはメジロが枝などに押し合うようにして止まる習性からきています。
甘いものが大好きで、蜜柑や柿の実にもよくやってきます。
花札の「梅に鶯」はウグイスではなくこのメジロを描いたものです。
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# by T-admiral | 2005-12-21 21:51 |

モンシロチョウの冬支度

a0049414_176545.jpga0049414_1651519.jpg                                                                                                                    








公園近くのキャベツ畑の杭でモンシロチョウの幼虫が蛹になりかけていました。(白丸の中 右がアップ)
もうじき丸坊主になってしまうキャベツ畑でどうやってモンシロチョウが冬を越すのかちょっと心配でしたが、ここなら無事に春を迎えられそうです。
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# by T-admiral | 2005-12-18 17:09 | 幼虫、蛹

真冬の旅立ち

a0049414_9491241.jpg今朝になってよく見ると、いつの間にかルリタテハの蛹がもぬけの殻になっていました。寄生虫にやられたのかとも思いましたので多摩動物園に問い合わせてみると、今の季節ルリタテハは蛹から羽化し蝶となり、暖かい物陰で冬を越すのだそうです。
てっきり蛹のまま春を迎えるのだと思っていましたので以前の記事に「冬支度は万全です」などと書いてしまいましたが、ルリタテハにとっての冬支度は、実はこれからなんですね。
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# by T-admiral | 2005-12-11 09:56 | 幼虫、蛹

ルリタテハの冬支度

a0049414_1427696.jpga0049414_14271645.jpga0049414_14272947.jpga0049414_14273845.jpg立野公園のホトトギスはすっかり散ってしまいましたが、我が家の庭は日当たりが悪く開花が遅かったせいか、まだ花が咲いています。ルリタテハたちはほぼ全員、蛹になったようで冬支度は万全です。a0049414_1434493.jpg
ルリタテハは成虫でも冬を越すので、暖かい日には木漏れ日の中、日向ぼっこをしている姿を見ることが出来ます。夏の間は林の間を素早く飛び、静止しても翅をぴったりと閉じているので見つけにくいのですが、寒くなると動きが鈍くなり、撮影しやすくなります。
どうしてなのか、下向きにとまるのが好きなようです。
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# by T-admiral | 2005-11-27 14:44 |

アオスジアゲハ(蛹)

a0049414_5294380.jpg公園近くの民家の軒下で、アオスジアゲハが蛹になっていました。
何故わざわざこんなところまで移動したのでしょう?食草のクスノキからは、庭を隔ていて青虫にとってはかなりの距離があるというのに。
公園や街路樹によく植えられているクスノキを食草とするアオスジアゲハは、緑の少ない大都会では、ナミアゲハやモンシロチョウよりお馴染みの蝶かも知れません。
アゲハ類の蛹は、普通夏は緑で冬は褐色ですが、アオスジアゲハは冬でも緑です。クスノキが常緑樹だからでしょうか。
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# by T-admiral | 2005-11-21 05:45 | 幼虫、蛹

ウラナミシジミ

a0049414_212144.jpg練馬区教育委員会が発行した『練馬の昆虫』によると、この本が発行された40年前には、ウラナミシジミは記録にありません。
ウラナミシジミは南方系の蝶で、やはり地球温暖化のせいなのかと、不安になりますが、練馬で見ることが出来る蝶が増えたことは、素直に喜んでいいんじゃないでしょうか?
同書には、「区内で見られる蝶は45種で、数年を出でずして激減することは明らかである。」と、ありますが、現在練馬野草の会が写真に収めた蝶は36種に及び、オオムラサキなど残念なことに絶滅してしまった種もいるものも、いまだ40を超える種類の蝶が練馬に生息しているようです。
ウラナミシジミは練馬では冬を越すことが出来ないようで、夏から秋にかけてしか見ることが出来ません。
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# by T-admiral | 2005-11-16 21:16 |

Skipper

a0049414_1718344.jpg秋になると沢山見られるようになるのがセセリチョウの仲間です。
太めの胴、体のわりに小さな翅、地味な色彩と、お世辞にも美しいとはいえず、たぶん、ほとんどの人に蛾だと思われているでしょう。
じっさい英語では、この蝶だけButterflyと呼ばず、Skipperと呼んで区別しています。あと、タテハチョウ科のことをAdmiralといいます。日本語では蝶は一つの言葉しかありませんが、英語圏には3つの蝶を表す言葉があります。
a0049414_1736142.jpg市街地でも普通に見られるのはイチモンジセセリ、チャバネセセリ、オオチャバネセセリ、コチャバネセセリなどです。趣味で昆虫採集をしてた頃はまったく相手にしませんでしたが、こうしてよく見るとなかなか愛嬌のある顔をしています。
蝶の里近辺でカメラに収めることができたのはイチモンジセセリとチャバネセセリだけでした。他の種類もいない事はないと思うのですが、なにしろ遠目には見分けが付かないので、じっくり観察しなければならず、コンプリートにはまだ時間がかかりそうです。
            (左上がチャバネセセリ、右下がイチモンジセセリ)
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# by T-admiral | 2005-11-12 17:54 |

モンシロチョウ、その知られざる素顔

a0049414_19111447.jpg蝶の里で一番多く見られるのは、なんといってもモンシロチョウです。
3月の半ば、桜よりも早く私達に春の到来を教えてくれるこの可憐な妖精は、日本を代表する蝶のような顔をしていますが、実はそう古くない時代に大陸からやって来た、いわゆる外来生物です。(暴れん坊将軍のモデルとして有名な徳川吉宗が、甘藷先生こと青木昆陽に命じて清国から取り寄せさせた作物に青虫が紛れ込んでいたという説がありますが、信憑性は低いようです。)考えてみれば、日本人がキャベツを食べるようになったのも、そんなに古い時代のことじゃありませんよね。
戦後しばらくの間、農薬が大量に使用されていた時代には、モンシロチョウも畑から姿を消してしまいました。当時の日本人は、それを分明の進歩だと信じていたんですね。a0049414_19181268.jpg
有機農法無農薬栽培の野菜が奨励されるようになった今では、再びモンシロチョウの姿を見る事が出来ます。モンシロチョウは、「自分達が翔び交う畑で取れたキャベツは安全だよ。」と私達に教えてくれます。
キャベツを食べるのはモンシロチョウの幼虫だけで、モンシロチョウにそっくりな日本在来種のスジグロシロチョウはタネツケバナやイヌガラシといったアブラナ科の野草だけを食べて育ちます。捕まえたスジグロシロチョウの幼虫にキャベツを食べさせると、下痢を起こして死んでしまいます。スジグロシロチョウにとってキャベツは水分が多すぎるのです。
            (左上がモンシロチョウ、右下がスジグロシロチョウ)
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# by T-admiral | 2005-11-03 19:22 |