かつて千川上水には春になるとスズランスイセン(スノーフレークという名でも園芸店で売られています)が咲き誇る土手がありました。 ところが護岸工事のため石垣が組まれることになり、土木業者たちはスズランスイセンの事を知らなかったのでスズランスイセンは石垣の下敷きになってしまいました。 あれから何年経ったのでしょうか。 今年の春、重い堅い石を突き破って、スズランスイセンが再び花を咲かせました。 スズランスイセンは死んではいなかったのです。 暗く冷たい土の中で何年もの間、懸命に芽を伸ばし根を伸ばし、再び太陽の光を浴びる日を信じて生きていたのです。 自然の回復力の強さには、今更ながら感心させられてしまいます。
by T-admiral
| 2008-03-29 08:35
| 雑草
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